バランスの良い食生活

食生活のバランス

食生活のバランスを良くするには、まずカロリー制限をしましょう。摂取エネルギーを抑えることが中性脂肪の減少に繋がるのです。

 

油を使った料理をするときには特に注意が必要です。マーガリンやバター・マヨネーズ・ドレッシングはあまり使わないようにしましょう。今では中性脂肪が付きにくい油もありますので、油を使った料理をする場合はぜひ取り入れてみて下さい。またオリーブオイルに含まれるオレイン酸は、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす働きがありますのでおすすめです。

 

エネルギーの多い肉類や糖類を摂る場合は食材の部位にも気をつかって、肉だったら赤身を選ぶようにするなど質の良い食生活を心がけましょう。ジュースを飲んだりお菓子を食べたりする量や回数も1日の内で上限を決めておきましょう。

 

一方魚は善玉コレステロールが豊富で、積極的に摂りたい食材です。少なくとも週に3〜4回は魚メインの食事をするといいでしょう。

 

野菜もたくさん摂りましょう。1日に必要な量は300gと言われています。ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜を多く摂って、代謝を促進し、血管老化や動脈硬化を防止しましょう。また生活習慣病の予防には、野菜だけでなく食物繊維が豊富に含まれるきのこ類・海藻類を多く摂るといいでしょう。

 

このように、中性脂肪を減らすためには、肉や油脂を減らして魚と野菜メインのバランス良い食生活を心がけましょう。

中性脂肪が高いと診断されたら

自分はまだまだ若いから中性脂肪は大丈夫だと思っていませんか?昔は和食が当たり前で、ご飯・魚・野菜・味噌汁といういわゆる一汁三菜の食生活だったのが、今は欧米化されてパン・パスタ・ピザ・ファストフードなど体に脂肪がたまりやすい食生活にシフトしてきています。そうすると若い人でも中性脂肪の値が高いと診断されるケースが多くなってきているのです。

 

また深刻にとらえる人が少ないことも問題の一つです。中性脂肪の値が高くてもほとんど自覚症状はありません。ですから本気になって何とか中性脂肪を減らそうという人はあまりいないのです。

 

しかし中性脂肪を甘く見てはいけません。中性脂肪が増えると悪玉コレステロール(LDL)が増え、善玉コレステロール(HDL)が減ります。そうなると動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞など、場合によっては命を左右する病気に繋がる危険が出てきます。中性脂肪の値が高いと診断されたらすぐに対処しましょう。

 

まずは日々の食生活を振り返ってみて下さい。バランスの偏った食生活を送っていませんか?その時食べたいものを食べたいだけ食べていませんか?腹八分で止めることと中性脂肪を減らす食材を積極的に取り入れること。中性脂肪の値が300mg以下の人なら、食生活を改善するだけで必ず正常な値に近づいていくことでしょう。できれば運動も毎日すると理想的です。

 

重症になる前にできるだけ早く治療に取り掛かりましょう。